僕は今まで選択肢を増やす生き方をしてきた。いい高校に入れば行きたい大学に行ける。いい大学に入ればなりたい職業に就ける。なりたい職業に就けばいい生き方ができる。
多分早稲田大学にいるほとんどの人間がそれに似たようなことを言われ続け、教育を受けてきたはずだ。選択肢を増やすという考え方はいつの間にか僕の中に刷り込まれ、真理のようになっていた。
例えば、早稲田大学に行きたい。早稲田に行けば色んな人間に出会える。これが僕の大学の志望理由だった。色んな人間に出会い色んな考えを知る。これも良く考えてみれば選択肢を増やすことでしかない。大学に入って初めて僕は今まで自発的にやってきたこと全てがその実、選択肢を増やすだけの生き方であったことを痛感した。
選択肢を増やすことは決して否定されるべきことではない。もちろん自分の選択肢を広げていけば何かいいことが生まれるかもしれない。しかし、僕たちはいつ、その選択肢の中から選択すればいいのだろうか。
いい生き方ってなんですか
なりたい職業ってなんですか
このまま安穏と暮らしていても結局その答えが見つかることはないだろう。就職して暮らしてゆく中で、これがいい生き方だったのかと人生を振り返ってみたとしても、きっと僕はああいう生き方も出来たとか言ってしまうんだ。きっと。
だから僕はこの大学生という期間に僕に今出来る全てをすることにした。選択肢を増やす生き方じゃなく、何か目標を作りその目標に近づくための可能性を増やす生き方をしたいと思った。そして目標として「10年後に飲める友人を多く作る」というものを掲げた。
僕にとって広告研究会は一番これを追及できるサークルだと思う。
それは広告が「未来を変えるためのアプローチ」だからかもしれない。未来にどうしたいか、どうあって欲しいかを考え、そのために今できることをする行為だからかもしれない。だから普段それを研究している分、僕らは今を一生懸命に生きているサークルです。
これを読んで感じるものがあったなら今出来ることをして下さい。きっと10年後にいい大学生活を送れたと、いい人生だと言えるはずですから。